産業保健推進全国会議とは?

産業保健推進全国会議とは?

産業保健活動推進全国会議の目的は、従業員の仕事上のトラブルや自殺、退職を防ぐためにも健康を守る活動を行っていくことにあります。近年、メンタルヘルスに力を入れる企業も増えてきていることもあって、産業保健活動推進全国会議には産業医をはじめとして、産業保健師も多く参加されていると言います。産業保健サービスの充実を図り、産業保健が衰退することなく制度を整備することができるよう、産業医の充実が定着するよう促されています。

 

このように、産業保健については現在大変注目されており、500名以上の従業員を抱える企業については産業医を配置することが義務化されています。よって、企業看護師の配置、産業保健師の常駐など企業側も従業員の健康管理を十分に行えるよう環境を整えていることも増えてきました。しかしながら、まだ十分に普及しているとは言い難いのも事実で、産業保健活動推進全国会議では、労働安全衛生法の改正により起こるであろう問題など、今の時代に合った内容が協議されていきます。

 

この会議に出席することで産業保健の在り方、産業医や産業保健師としてやらなくてはいけないことが明確になります。実践でも役立つであろう研究の報告などもこの産業保健活動推進全国会議で行われることも少なくありません。今の時代に求められている事、それは何と言ってもメンタルヘルスではないかと思いますが、産業保健活動推進全国会議においてもメンタルヘルスについて言及していることもあり、産業保健師の方が参加する価値は十分にあると言えるでしょう。

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