山崎製パン 産業保健師 求人

山崎製パン【産業保健師の求人募集・採用の傾向】

産業保健師を目指す保健師の方々が年々増加していますが、これは企業における社員の健康問題が、企業の生産性などにも多大な影響を与えている実情があり、「社内に健康相談・保健活動を行える専門職である保健師を常駐させる必要がある」と多くの企業が認識しているからなのですね。特に、大手企業の社員の健康問題に対する認識はとても強く、多くの大手企業が社内の健康管理室に保健師を常駐させています。

 

ここでは、日本の製パン業界で最大手と呼ばれる山崎製パンを参考に、産業保健師についていろいろ考えていきましょう。山崎製パンは(株)不二家、(株)サンデリカ、ヤマザキ・ナビスコ(株)などの食品事業に関する会社を抱えていて、松戸工場(千葉県松戸市)、埼玉工場(埼玉県所沢市)、杉並工場(東京都杉並区)を始めとする多くのパン製造工場も抱えています。

 

山崎製パンのように多くの工場を抱える企業では、工場内健康管理室勤務が可能な保健師を募集しています。工場で働く従業員にとって健康な状態で勤務することはとても大切であり、体調を崩したり精神的に何か悩みなどを抱えていると、勤務に支障が出てしまいますよね?これだけならまだいいのですが、工場は多くの機械を導入していますので、従業員のちょっとした油断が大事故につながりかねません。社員の健康管理をしていく保健師の責任は重いものであることを認識してくださいね。

 

工場を抱える大手企業の保健師求人では、保健室や医務室勤務経験者を優遇する傾向にあるようです。従業員の健康管理はもちろん、緊急的な怪我や病気にも即対応できることが望ましいわけですから、経験者を採用する傾向にあるのはしょうがないのかもしれません。これは、産業保健師の需要は大きいにもかかわらず、産業保健師になるのは難しいと言われる理由のひとつなのかもしれませんね。産業保健師の求人を見ていくと、期間限定での募集やパート勤務、あるいは未経験者でもOKという求人も少なくないことにも気がつきます。このような求人を利用して、まず、産業保健活動の現場を経験するというのも産業保健師を目指す方々には必要になってくるのではないでしょうか?

 

利潤追求が大きな目的である企業ですから、企業の業績が上がれば勤務している保健師の給与も上がっていきます。故に、産業保健師の収入は良いと言われているのですよね。ただ、一つ念頭に置いていただきたいのは、工場を抱えている企業での保健師は、勤務場所によっては夜勤をするケースもあるということです。もちろん工場内健康管理室に勤務した場合でも、日勤のみというケースもありますよ。

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