産業保健師 面接

産業保健師として採用されるための『企業向け面接対策』+自己PR

企業に採用されるかどうかは、8割以上面接で決まると言われています。そのため、産業保健師として企業に採用されるためには、病院や行政機関の場合とは違う『企業向けの面接対策』が必要になってきます。

 

また、近年は産業保健師の仕事が人気になるにつれて求人が手に入りにくくなり、産業保健師を目指すほとんどの方が保健師向けの転職サイトを利用しています。転職サイトではコンサルタントによる企業向けの面接対策サポートを受けることができるので、ライバルたちも万全の状態で臨んできます。そのため、転職サイトを利用してプロの面接対策を受けたとしても(コンサルタントの実力にも左右されますが)ライバルと同じスタートラインに立ったに過ぎません。

 

ライバルに差をつけるための自己PR

企業向けの面接マナーやその企業に関する情報収集は、参考書やコンサルタントのサポートを利用することでカバーすることができます。しかし、ライバルに差をつけて採用を手に入れるためには、自分の独自のアピールポイントが必要になってきます。

コンサルタントから得た情報を活かす

コンサルタントは、その企業の業界での位置づけや経営理念、沿革、産業保健活動の実績など、様々な情報を提供してくれます。その情報をもとに「この時は、こう言った方がいい」というアドバイスもしてくれますが、それに加えて自分自身でアピールできるポイントを模索していくことが重要です。自分の経験や目標、得意分野などを企業の求めるものを結びつけたうえでどうアピールしていくかは自分自身で考えていかなければなりません。

コミュニケーション能力が評価される

社員や企業にとって最良の労働衛生環境を作っていくためには、産業保健師のコミュニケーション能力や人柄の良さが必要とされます。前職での経験や得意なことなどを上手にアピールするのも難しいことですが、コミュニケーション能力をアピールするのはそれ以上に難しいかもしれません。

 

普段は気さくで明るい性格の方でも緊張してしまい、面接で会話が弾まず、自分の伝えたいことも伝わらないうちに面接が終了してしまうこともあります。そうならないためにしっかりとした面接の練習が必要です。転職サイトでは希望すれば実際の面接を想定した練習を行なってくれます。そのためには転職サイトの事業所に出向く必要があるので活用していない方も多いのですが、採用されるために絶対活用するべきです。面接でいつもの自分が出せなくて後悔することのないようにできるだけのことはやりましょう。

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