三井物産【産業保健師の求人募集・採用の傾向】
三井物産株式会社の創業は明治に遡り、総合商社という起業形態を作った元祖的な立場にあります。三井物産株式会社は6つの事業(金属、機械・インフラ、様々な化学品、エネルギー、生活産業)を核に、総合商社として様々な活動を行なっています。営業においても、鉄鋼製品、金属資源、基礎科学分野、食品事業を始めとする多種多様な分野に進出しています。
保健師の間では、企業で働くのならば大手大企業が良い!という声が多いようですが、三井物産株式会社も大手一流起業になります。三井物産株式会社は北海道から九州まで国内拠点を持ち(札幌市、仙台市、新潟市、東京都、名古屋市、豊田市、富山市、大阪市、高山市、広島市、福岡市、那覇市)、その他にも多くのグループ起業や関連会社を持っています。
三井物産株式会社のような大手一流企業は、企業内健康管理室に保健師などを常駐させることによって、社員の様々な健康管理を行わせています。労働安全衛生法にも、企業が保健師に社員の健康面でのサポートを行わさせることはとても有益であると記載されています。特に大手企業は、企業の生産性の拡大・維持において社員の健康がかけがえのないものであることをよく理解しているのです。
大手企業は総じて従業員が多くなり、健康診断一つとっても1日で終わるようなレベルではありません。加えて日常的な健康相談、生活習慣病などの予防のための施策の計画から実施、急増するメンタルヘルス問題への対応など、産業保健師の仕事はかなり幅広く、激務になってきます。大手企業では、健康管理室に産業医やカウンセラーが常駐するケースも多いのですが、保健師は彼らと連携して、社員の健康問題の全てに関わっていく必要があります。
このように産業保健師は大変な仕事ですから、その分、収入や待遇(きちんとした休日、勤務時間など)も好条件であるケースが多いですよ。特に大手企業にこういった傾向が顕著ですね。産業保健師は一企業人としての扱いになりますが、故に大手企業ではボーナスなどの諸手当もかなり高額になります。先に述べたように、三井物産株式会社では多くのグループ企業、関連会社がありますので、このような企業が保健師を求める求人を出しています。
保健師の募集は、いつ出てくるかわかりません。産業保健師の退職での募集、パートなどでの臨時募集、産休代替での募集などいろいろ考えられます。大手企業に勤務したい保健師の方々は、日々の学習とともに、自分をアピールする一つの手段として関連のある資格を取得しておくのも大切なことと思いますよ。